PRUNUS HALL

6月
24(土) 14:00〜
25(日) 14:00〜

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びんぼう君は、「たとえ貧しくても健康で生きていればそこそこ幸せなんじゃないか」というのを金持ちの立場から描いた作品です。
貧富の差を、無責任さと、想像力で飛び越えようとしたものです。こういう無責任さや、想像力は、往々にして人を傷つけます。でも、たまに境を越えたような幻を見せ、人を幸せにすることもあるようです。
人と人の間には絶対に越す事が出来ない隔たりがあります。僕達人間は無責任と想像力でそれをなんとか飛び越そうとしています。
人と人は通じ合えるんじゃないか？　本当に理解しあえるんじゃないか？　そんな、馬鹿げた事を考えながら、無責任に、芸術には人と人をつなぐ特別な力があるんじゃないかなんて夢想したりします。
そんな夢想でもしてないと、いろいろ寂しくてやっていけないから。

　貧乏な父と子、それから家族、友達、生活、の物語です。皆さんが言うほど静かでもリアルでもありません。寓話。寓話？

1997 年旗揚げ　以後すべての作品の作・演出を前田司郎がつとめる。

2004 年京都芸術センター舞台芸術賞

五反田団HP　http//www.uranus.dti.ne.jp/̃gotannda/