団体名 松尾 スズキ 
公演名 一生懸命しゃべります
場所・日時

太平館レクチャーホールA200

7月5日(水)19:00〜

料金

学生 1000 円
一般 1500 円
当日 各200 円増

問合せ先 gala_matsuotalk@yahoo.co.jp

現在、予定枚数を終了しております。
若干であれば「立見席もご用意いいたしておりますので、
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作品紹介

いつも敏感であったのは、そこに自分の居場所はあるのかということだった。

そしていつもないような気がしていた。生きるということ=違和感と共存することだった。

何に対しても、自分が臆病な性格だったからだと思う。

世界を変えようとしたことはなかった。しかし、私が違和感なく世界に交わるためには、世界に混沌としてもらうしかなかった。それは結果的に大胆な話であって、なので、失敗の連続であった。

失敗を重ねつつも、漫画と芝居を混ぜた。芸能と大人計画を混ぜた。小劇場と歌舞伎界を混ぜた。ギャグと純文学を混ぜた。世界が混沌とする。そのドサクサにまぎれて私は生きている。

ドサクサは生まれるものじゃない。種をまき、育てるものだ。

こういう生き様が合わない人もいるだろう。しかし、私にはこういう生き方しかできない。

それだけの違いだ。上も下もない。

 
プロフィール

 62年生まれ。作家・演出家・俳優。88 年大人計画を旗揚げ以降、多くの作品の作・演出・

役者を務める。97 年「ファンキー!〜宇宙は見える所までしかない〜」で第41 回岸田國

士戯曲賞を受賞。映画「イン・ザ・プール」(05)「サイレン」(06) などに出演するほか、「恋の門」

(04) では、長編映画監督デビューを果たし好評を博す。また
、執筆業でもその才能を発揮し

エッセイでの雑誌連載や、小説「宗教が往く」など著書多数。最新刊、小説「クワイエットルームにようこそ」が第134 回芥川賞にノミネートされた事も記憶に新しい。